徴用工と女子勤労挺身隊の上告審 韓国最高裁が29日に判決

 【ソウル=名村隆寛】韓国最高裁は29日、日本の朝鮮半島統治下で徴用工として労働を強制されたと主張する韓国人男性が、三菱重工業に損害賠償を求めた訴訟の再上告審の判決を言い渡す。女子勤労挺身(ていしん)隊として働かされたという韓国人女性らが同社を相手取った訴訟の判決も下される。

 最高裁は10月30日に、新日鉄住金を相手取った訴訟で同社に賠償を命じる確定判決を出しており、今回の2件の判決も原告勝訴となる可能性が高い。

 徴用工の訴訟で原告は、広島の旧三菱重工の工場などで労働を強いられ被爆したとし、2000年に提訴。13年の差し戻し審で釜山高裁は三菱重工に計4億ウォン(約4千万円)を支払うよう命じ、同社は上告した。

 女子勤労挺身隊の訴訟で原告は、名古屋市内の軍需工場で強制労働させられたとして12年に提訴。1、2審とも三菱重工に賠償を命じ、同社が上告した。

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