トルコ、米国人牧師解放へ 裁判所が釈放命令

 【カイロ=佐藤貴生】トルコで起きたクーデター未遂事件の関係者らを支援したとして、罪に問われた米国人のブランソン牧師に対する審理が12日、トルコ西部イズミルで行われ、裁判所は身柄を釈放するよう命じた。トランプ米政権が求めてきた牧師の解放が実現する見通しになったことで、冷え込んでいた米トルコ両国の関係が改善に向かう可能性が出てきた。

 ロイター通信などによると、検察側はこの日、ブランソン氏に懲役刑を求める一方で、自宅軟禁と出国禁止の制限を解くよう請求。裁判所は懲役3年の刑を宣告したが、すでに一定期間、拘束下で過ごしており、刑に服する必要はないと判断した。

 ブランソン氏は米ノースカロライナ州の出身で、イズミルで布教活動を行ってきた。2016年7月に起きたクーデター未遂事件をめぐり、関係者を支援した疑いで同10月に逮捕、今年7月から自宅軟禁となっていた。

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