日韓AKBはOKでBTSの歌詞提供はNO 「右翼的だ」と秋元康氏を拒んだ韓国リスク

 どれも誇張されたり、噂が一人歩きしたりした側面が拭えない。だが、事務所側は、一方的なレッテル貼りに抗弁することもなく、あっさり折れた。

「お遊戯ダンス」が意外な善戦

 韓国では6~8月、そのAKB48と姉妹グループのメンバーら39人と韓国のアイドル練習生57人の中から新たな日韓合同アイドルグループの12人を視聴者の投票で選出する「プロデュース48」という番組が放送された。

 放送局側は2016、17年の2度にわたって同様のオーディション番組を手がけ、送り出した女性と男性アイドルグループ2組がヒットするなど成功を収めてきた。これに、秋元氏がプロデュースするAKBが持つ「地域密着」「会いに行けるアイドル」というコンセプトを取り入れ、“グローバル・アイドルグループ”を生み出す狙いだった。

 ただ、韓国メディアは、日本のアイドルには妹のような親しみが求められ、日本のメンバーの大半が「お遊戯レベルのダンスを見せた」(聯合ニュース)と酷評。デビューまで徹底して歌唱力とダンスの基礎をたたき込まれる韓国人メンバーとの実力差に対する懸念を伝えた。

 ファンとのコミュニケーションを重視する日本と、海外市場も視野に完成度を求める韓国とでは、アイドル市場があまりに違うというのだ。

 しかも、この当時からAKB側には“右翼演出疑惑”が取り沙汰され、放送局側は「ネットに出回る写真などは歪曲(わいきょく)されたものが多い」「政治的理念とは無関係で、そのような意向を表現するつもりはない」と払拭に努めた。

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