中国、リムパック演習周辺海域に情報収集艦 ハワイEEZ内で動向監視

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国海軍協会(USNI)のウェブサイトは13日、中国の「東調」級情報収集艦が太平洋のハワイ州で行われている世界最大規模の多国間海軍演習「環太平洋合同演習」(リムパック)を監視するため同州の排他的経済水域(EEZ)内で活動していることを明らかにした。

 同協会によると、情報収集艦は11日からハワイ沖で活動を開始。米太平洋艦隊報道官は同協会に「中国艦が米国沖から離れ、リムパックを妨害しないよう希望する」と述べた。

 報道官はまた「情報保全には万全を期している」とし、「中国艦船の活動が演習に悪影響を及ぼすことはない」と強調した。

 リムパックは2年に1回行われ、中国海軍は信頼醸成措置の一環として2014年と16年に招待されたが、いずれの際も同級の情報収集艦を派遣して日本など各国から参加した艦船の動向を監視していた。

 中国は今年のリムパックにも招待されていたが、南シナ海で人工島の軍事拠点化を続け「地域を不安定化させている」として5月に招待を取り消された。

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