「パラダイス文書」に北朝鮮女性実業家の名前 経済制裁を逃れか

 「パラダイス文書」に北朝鮮の著名女性実業家の名前があった。タックスヘイブン(租税回避地)のマルタで会社を設立していた。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)に参加する韓国独立系メディア「ニュース打破」が伝えた。

 女性の一家は故金日成主席の時代から金一族と接点があり、マルタの会社も北朝鮮当局が関与している可能性を否定できないという識者の見方を紹介している。

 女性は平壌在住のソン・ソンフイ氏で、北朝鮮で貿易会社や眼鏡店を経営している。ソン氏は2011年、マルタの男性実業家の会社と共同出資で会社を設立し、役員に就任。事業の目的は配食サービスや貿易としている。

 北朝鮮が経済制裁を逃れるため租税回避地を利用したとの指摘や、マルタへ派遣した労働者に住居や食料を供給する会社との分析も出ている。

 ニュース打破によると、ソン氏は04年、韓国誌のインタビューで、父親が金日成氏に「愛国的なビジネスマン」と称賛されたと話したという。(共同)

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