犯罪天国ベネズエラの世界最高層スラム「ダビドの塔」に中国が目をつけた…

■札びらで頬を叩く?

 チャベス氏の後継者であるマドゥロ大統領は不法入居者の退去を勧告した際、ダビドの塔を破壊し、新たな団地をつくるか、金融センターとするかなどの提案を行ったとされる。

 アイビータイムズによると、中国への引き渡しの情報は反政府系の新聞が報道。これに対し、ベネズエラの担当大臣は、退去は人道的な理由で中国の企業とは関係ないと否定した。

 だが、確かに、中国の銀行への引き渡し説が浮かび上がるだけの理由もある。

 中国の習近平国家主席は中南米を視察し、7月21日にはベネズエラを訪問。マドゥロ大統領とも首脳会談を行い、油田開発や鉱物資源などに関する38もの協定に署名した。これに関連し、アイビータイムズによると、反政府系のリーダーの1人で、大統領選でマドゥロ氏と争ったエンリケ・カプリレス氏は短文投稿サイトのツイッターにこう記した。

 「世界で最大の石油埋蔵量を持つ私たちが、なぜ中国に多くの負債を抱える必要があるのか」

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ