金正恩氏の元後見人で“金庫番” ARF出席の北朝鮮外相、言動に注目:イザ!

2014.8.4 09:56

金正恩氏の元後見人で“金庫番” ARF出席の北朝鮮外相、言動に注目

 【ソウル=名村隆寛】10日にミャンマーで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席する見通しの北朝鮮の李洙●(リ・スヨン)外相は今年4月、最高人民会議(国会に相当)で外相に就任したばかりだが、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との“近さ”からその言動が注目される。

 金第1書記が1990年代後半にスイスに留学していた当時、李外相はスイス大使として金第1書記とその妹、与正(ヨジョン)氏の「後見人」の役割を務めていた。また、「リ・チョル」との偽名を使い、金正日(ジョンイル)総書記の秘密資金を管理する金ファミリーの“金庫番”の役割を果たしていたとされる。

 金第1書記の叔父、張成沢(チャン・ソンテク)氏が昨年12月に粛清された際には、張氏に近いとされ一部で失脚説も流れたが、その後、外相に抜擢(ばってき)。「スイス時代からの金第1書記との縁による起用」(ソウルの情報筋)とみられている。