「南米の優等生」アルゼンチン、急速に没落した理由はなぜか:イザ!

2014.5.14 18:42

「南米の優等生」アルゼンチン、急速に没落した理由はなぜか

 【複眼ジャーナル@NYC】

 2008年の金融危機を乗り越えた「南米の優等生」アルゼンチンが、ここ数年の間で急速に没落した理由はなぜか?

 先週、ニューヨークを訪問していた経済学者のサンティアゴ・ウルビズトンド氏がずばり解説してくれた。「政府が国民に大盤振る舞いしたツケです」

 ウルビズトンド氏はアルゼンチンのシンクタンク、ラテン・アメリカ経済調査研究所の主任エコノミスト。破綻寸前に追い込まれたアルゼンチン経済の処方箋を探すのが仕事である。

 年初から世界中に広がった新興国危機の震源地はアルゼンチンだった。物価上昇圧力が強まって、通貨ペソが急落。今年の国内総生産(GDP)はマイナス成長が確実視されている。

 「中国経済が足踏み」「米国が金融引き締め」。米メディアは危機の背景をもっともらしく語るが、ウルビズトンド氏によると、「国内産業を保護するための助成金が元凶」。つまり「ポピュリズム(大衆迎合主義)」の産物なのだ。

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