広島・栗林 新人最多のデビュー14戦連続0封もドロー「めっちゃうれしい感じはない」

 (セ・リーグ、巨人1-1広島 8回戦、広島4勝3敗1分、4日、マツダ)1万6362人の観客が歴史の瞬間を目の当たりにした。広島のドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)がデビューから14戦連続無失点。2019年のソフトバンク・甲斐野の「13」を抜き、66年のドラフト制導入後で新人最長となった。

 ■フォークを決め球に

 「チームが勝てていないのでうれしさというのはあまりない。めっちゃうれしい感じはない」

 1点ビハインドで登板した前日に続き、この日は1-1の九回にマウンドへ。先頭の代打・亀井を3球三振。続く梶谷にプロ初長打となる左翼線二塁打を浴びたが、坂本は遊ゴロ、丸も空振り三振に斬って取り、マウンド上でこぶしを握った。3つのアウトはいずれも、落差の大きなフォークボールを決め球に選択した。

 セーブ機会と無縁の状況が続いても力投を続ける右腕を、現役時代に通算138勝&106セーブを挙げた佐々岡監督も「大したもの。頼もしい」と絶賛した。

 ■挫折からはい上がり…

 3年前の挫折からはい上がった。名城大4年時の2018年秋、プロ志望届を出していたが、ドラフト会議で指名漏れ。会見の準備までしていた中で名前は呼ばれなかった。落胆する学校関係者、撤収する人々を見て「申しわけない」と肩を落とした。

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