ロッテ・清田“けじめなし”復帰に他球団から疑問の声 「不倫会食」公の謝罪は不可欠

 ロッテは4月30日、清田育宏外野手(35)に科した無期限謹慎処分を5月1日で解除すると発表した。昨年9月の遠征中に、新型コロナウイルス感染防止のため禁じられていた部外者との会食を申告せず、球団や保健所の調査に虚偽の説明をするなど球団ルールに反する不適切な行動があったことが週刊誌に報じられ謹慎していたが、本人からの説明なしでの復帰には他球団から疑問の声が上がっている。

 今年1月15日付で課された活動停止処分は1日に解除され、清田は2軍練習に参加できるようになる。謹慎中は2軍施設での練習も許可されず、自分で練習場所を見つけるしかなかった。新型コロナに関する支援を目的とした基金に寄付したことも明かされ、球団は反省の態度を考慮して解除を決めたという。

 清田は昨年9月末に遠征先の札幌で、不倫相手と会食し、チーム宿舎に別の部屋を取って同宿。部外者との会食を禁じた球団ルールを破った上、虚偽報告。その後チームでは10月上旬に清田自身を含む1軍の8選手ら計14人の新型コロナ集団感染が判明。発熱を訴えた相手女性には病院に行かないよう懇願するなど、論外の行動も週刊誌報道で明らかになっていた。管理不行き届きの責任を問われた松本球団本部長には厳重注意処分。他球団からは「ロッテの事案から外出ルールを一層厳しくすることになった」との声も上がった。

 球団を通じて「反省の気持ちを忘れることなく自分を律しチームの勝利に貢献していきたい」とコメントした清田だが、ここまで事態の発覚後、本人が公の場で話したことはない。他球団関係者は「本人が顔を出してコメントしていないのが、いかにもまずい。コロナ下という名分はあるのかもしれないが、謹慎は3カ月半だけ。今後会見などが設定されるのかもしれないが、なければけじめがないまま。ファンも納得がいかないでしょう。球団も『喉元過ぎれば熱さ忘れる』というタカをくくった態度に取られかねない」と批判する。

 事態がここまでに至れば、本人による釈明は欠かせないはずだ。

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