阪神・大山も2発!打点挙げれば19連勝「もっともっといいチームになる」

 (セ・リーグ、巨人5-10阪神、4回戦、阪神3勝1敗、20日、東京D)東京ドームに美しい放物線を2つも描き、左胸のキャプテンマークの輝きはさらに力強さを増した。大山が4番の仕事。打点をあげた試合の連勝を「19」に伸ばし、Gを豪快に粉砕した。

 「初回にマルテが先制本塁打を打って、チカ(近本)が(二回に)タイムリーを打って、また(マルテが)ホームランと、いい流れがあった。その勢いのまま、次の1点というところで、その結果がホームランになってよかった」

 主将がチーム一丸の攻撃に声を弾ませた。2-0で迎えた三回。無死1塁でマルテがこの日2発目となる2ランを左翼席へ突き刺した直後、大山もすかさず続いた。高め146キロを捉えて、右翼席へ2者連続の2号ソロ。巨人先発のサンチェスを早々にKOした。

 「東京ドームは最後まで何点あっても試合展開はわからない。そういう意味では1点でも多く取ることが大事」。序盤から試合の主導権をがっちり握っても、集中力を高め続けた。8-4の九回1死一塁では左腕・戸根の内寄り145キロを豪快に振り抜き、左翼席へダメ押しの3号2ランをぶち込んだ。今季初の1試合2発。巨人戦ではプロ5年目で初となった。

 3安打3打点で、9日のDeNA戦(横浜)以来7試合ぶりの猛打賞をマーク。プロ入り後、最も遅い17試合&68打席目で今季1号を放ったのが15日の広島戦(甲子園)だっただけに、3試合ぶりの本塁打、しかも2発は、量産態勢突入への“号砲”といえる。

 矢野監督も「打球の角度がだんだんつきだしているのが、甲子園からあったんでね。本人も単に一本出たっていうことじゃなくて、手応えのあるヒット、手応えのあるホームランっていう、そういう感じになったと思う」とうなずいた。

 ベンチ前で、ナインと笑顔で勝利のタッチを交わした大山は「チームが同じ方向を向けるように、喜ぶときは喜んで、指摘しあうところはしあっていければもっともっといいチームになる」と自信を深めた。幸運の記録を継続し、矢野虎にこれからもどんどん、勝利を呼び込む。(新里公章)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ