羽生結弦、4回転半成功へ燃え続ける闘争心…失敗に「めちゃくちゃ悔しかった」/フィギュア

 17日に閉幕したフィギュアスケートの世界国別対抗戦でショートプログラム(SP)、フリーともに2位だった羽生結弦(26)=ANA=が18日、エキシビション出演前にオンラインで取材に応じた。今季を振り返るとともに、北京冬季五輪シーズンの来季に向け、「自分の限界に挑み続けたい」と宣言。五輪3連覇へ、前人未到の大技、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)成功を目指す。

 温かい笑顔で語りかけた。エキシビションで東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を演じる直前、羽生がサプライズでマイクを握った。

 「僕たちの演技が希望や勇気、そして、苦しい中で何かの光になれることを願っています」

 葛藤しながら氷上に立ったコロナ禍のシーズン。最後も感謝の思いを込めて舞った。

 来年2月には3連覇の懸かる北京冬季五輪が控える。フリーは今季と同じ和テイストの演目「天と地と」を継続予定だが、ショートプログラム(SP)は「考え中」とした。コロナ禍の今季は明るい話題を届けようと激しいロックナンバーを選んだ。

 「コロナの状況がどういうふうになるか、自分の気持ちがどういうふうに進化していくか。スケートをやる上で何を表現したいかを考えながら選んでいきたい」

 魂を込めて演じる羽生らしく、時勢やそのときの思いを感じながら選択する。2018年平昌五輪のSP「バラード第1番」はピアノ曲だった。

 燃え続けている闘争心もある。最終目標と語るクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の成功。17日の公式練習でもチャレンジしたが、着氷できなかった。「めちゃくちゃ悔しかった。もっと(成功に)近くなっている。自分の限界に挑み続けたい」。壁を破った先に光がある。(武田千怜)

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