大阪で異例の聖火スタート 公道中止、万博記念公園を周回

 東京五輪の聖火リレーは13日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公道での走行が中止された大阪府内で初日を迎え、吹田市の万博記念公園に設けられた代替コースで異例のスタートを切った。14日までに計約180人のランナーが公園内の周回コースでトーチをつなぐ予定。感染拡大を受けた公道での開催中止は初めて。

 第1走者は堺市出身の歌舞伎俳優、片岡愛之助さん(49)が務め、午前9時15分にスタート。2012年ロンドン五輪競泳で銅メダルを獲得した寺川綾さん(36)らが約200メートルずつの15区間に区切った周回コースを回り、太陽の塔を背に聖火をつないだ。

 観覧者はランナー1人につき家族ら4人までに制限。公園内への関係者以外の立ち入りは禁止され、沿道には静かな光景が広がった。

 大阪府内では5日、大阪市に「蔓延(まんえん)防止等重点措置」が適用。その後も感染が拡大し、8日から外出自粛要請が府内全域に拡大された。本来のコースでは、世界文化遺産「百舌鳥(もず)・古市古墳群」(堺市など)や大阪城公園(大阪市)などを回る予定だったが、出発式や各自治体で予定されていたイベントも中止となった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ