聖火リレー「最高の時間だった」 奈良・元パラ元日本代表 

 車いすで走った200メートル。ラスト50メートルは上り坂だったが、左右にトーチを持ち替え、助けを借りることなくのぼりきり、次の走者にバトンタッチした。

 12日、奈良県大和高田市の聖火リレーで第一走者を務めた、2000年シドニー・パラリンピック車いすバスケットボール日本代表の根木慎志さん(56)。練習なしのぶっつけ本番だったが、「絶対に上れると思った」と胸を張った。

 沿道には同級生や恩師、母親らが見に来てくれた。感染対策で声援を送れない分、笑顔で手を振る姿に「みんなが一体となって、リレーを見守り、大会を成功させたいという思いを感じた」と感謝した。

 終始、笑顔を絶やさなかった根木さん。「これまでの出来事が走馬灯のようにめぐり、最高の時間だった」。走り終えた表情は充実感でいっぱいだった。

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