阪神・秋山は粘投実らず今季初黒星に「取られ方が悪かった」

 (セ・リーグ、阪神0-3巨人、3回戦、阪神2勝1敗、8日、甲子園)阪神の先発・秋山拓巳投手(29)は巨人打線に対し、2失点の粘投。味方の援護を信じて踏ん張り続けたが、チームを勝利に導けなかった。

 「防ぐことのできる失点でしたし、取られ方が悪かったので、攻撃に良いリズムを持ってくることができませんでした」

 立ち上がりに失投を完璧にとらえられた。一回1死で迎えた坂本への4球目、真ん中に入った直球をバックスクリーン右へと運ばれて先制ソロを被弾。四回には1死から大城と重信に連打され、申告敬遠で満塁から、炭谷の中犠飛で2点目を献上した。

 リードこそ許したが、要所で持ち味を発揮した。直球の平均球速は130キロ台ながらカーブ、フォークなどを織り交ぜて毎回三振を奪い、2017年5月16日の中日戦(甲子園)で12三振を奪って以来となる2桁の10奪三振を記録した。

 昨季は巨人戦2試合に登板して1勝1敗、防御率2・57。甲子園でのG戦白星となれば、ルーキーイヤーの2010年9月20日以来11年ぶりで、5日の投手指名練習の時には「(巨人は)ずっと負け越しているチームなので、今年は違うぞ、という姿をチーム全体で見せられるような戦いをしたいし、そういった投球ができれば」と意気込んでいたが…。

 昨年10月11日のDeNA戦(甲子園)から、今季初登板となった前回1日の広島戦(マツダ、7回5安打2失点)まで6戦全勝と絶好調だった。自身7連勝もかかった伝統の一戦で力投したが、援護に恵まれず。六回の攻撃で代打が送られ、6回6安打2失点で降板。チームの勝利を信じて戦況を見守ったが、報われなかった。(織原祥平)

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