紀平梨花がまさかの7位 トリプルアクセル失敗、シニア3季目で最低順位/フィギュア

 フィギュアスケート・世界選手権第3日(26日、ストックホルム)女子ショートプログラム(SP)2位の紀平梨花(18)=トヨタ自動車=はフリー9位で合計205・70点の7位だった。SP6位の坂本花織(20)=シスメックス=はフリーは5位で合計207・80点の6位。日本は上位2人の順位合計が「13」以内となり、来年の北京冬季五輪出場枠を最大3枠確保した。SP1位のアンナ・シェルバコワ(17)が合計233・17点で初出場優勝。ロシア勢が表彰台を独占した。

 不安が現実となった。脚が「ガクガク」して力が入らない。初優勝を狙えるSP2位で臨んだ紀平は、シニア3季目で自己最低の7位に終わり、意気消沈した。

 「調整力が足りなかった。『やっぱり』という感じになってしまった」

 出番は午後9時半すぎ。昼の公式練習に向けて早朝から起きていたこともあり、夜は「体が寝ている状態」だった。かつてルッツで負傷した左足首の痛みもぶり返していたという。

 状態を見極め、逆転の鍵を握っていた4回転サルコーは回避した。得意のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度跳ぶ構成に切り替えたが、ともに2回転半となり、2度目は転倒。スピンやステップでもレベルを取りこぼした。

 4位だった2019年のグランプリ・ファイナルと同様に、ロシア勢に表彰台を独占された。SP12位から3位まで巻き返した16歳のアレクサンドラ・トルソワは、フリーで4種類計5度の4回転に挑戦。世界女王となった17歳のシェルバコワも、高難度の4回転フリップを組み込んだ。

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