「いつかは当たる」 初戦で大阪桐蔭と対戦の智弁学園、自信も

 昨秋の高校野球近畿大会王者、智弁学園(奈良)はいきなり大一番を迎えることになった。23日行われた第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選の結果、初戦の相手は春夏合わせて8度の甲子園大会優勝を誇る大阪桐蔭に。山下主将は「甲子園で日本一になるためには、遅かれ早かれ、どこかで当たる相手。隙のないチームなので気持ちに余裕を持たずに挑んでいく」と強豪との対戦に気を引き締めた。

 昨年11月の近畿大会決勝は7-3で快勝したが、小坂監督は「気持ちが引き締まる。胸を借りるつもりでやりたい」と挑戦者の立場を強調。それでも「うちの戦力も今までのチームとは違う」とひそかな自信ものぞかせた。

 打線の中軸を担う前川は、今大会屈指の左の長距離打者。OBの岡本和真(巨人)に匹敵する素質の持ち主と期待されており、近畿大会決勝では大阪桐蔭のエース関戸から右翼場外へのソロ本塁打を放った。

 選抜大会出場が決まってからは小坂監督に「甲子園のバックスクリーンに放り込め」との課題を与えられたといい、「バットで球を捉えてから押し込むイメージで、中堅方向に打つ練習に取り組んできた」。コンパクトなバットスイングを磨き「甲子園で本塁打を打ちたい。昨秋に勝ったのはまぐれだといわれないように、智弁学園が強いところを示す」と再戦を心待ちにした。(上阪正人)

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