【就任会見 一問一答】橋本聖子氏、過去のセクハラ報道「深く反省している」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した橋本聖子氏(56)が18日、東京都内で記者会見を開き、大会成功に向け決意を述べた。2014年に日本スケート連盟会長として、フィギュアスケート男子の高橋大輔(34)にキスを迫った問題に質問が及ぶと「その当時も今も、深く反省している」と陳謝。身を正して、全力で問題解決に取り組むことを誓った。

 --就任に当たって

 「私のミッションは安全最優先の大会を実現して、アスリートが迷うことなく夢の舞台に立てるように今の社会の空気を変えていくこと。(ボランティア辞退者に)また参加していただけるよう、準備も整えたい」

 --会長職を引き受ける決断をした

 「直前まで非常に悩んだ。開催に向けて前に進めていくには私自身が受けることが重要だと思い、決断した」

 --性差別について

 「今月中には新たな方向性を提示したい。組織委での女性理事の比率を40%に引き上げる。タスクフォースを立ち上げるなどし、IOCにも提言する」

 --選手にキスした7年前の行動は、トップにふさわしくないの声も

 「軽率な行動について、当時も今も深く反省している。厳しい声は受け止めている。オリンピックムーブメントなどを着実に進めていくことが(反省を)ご理解をいただけることになるかと思う」

 --就任にあたり森会長と話す機会は

 「政治の師でもある森先生は、大変特別な存在。アドバイスを頂かなければいけない局面もある。正していくべきものと継承するものと、区別をしていきたい。なぜそのような(女性蔑視)発言をされたか、背景、全てのことを検証して、二度と起こらないためにどう対策していくか、明確に行動を起こしていかなければいけない」

 --自民党からの離党や議員辞職は

 「議員は辞職しなくても会長になれるというのは、IOCも国も認めている」

 --開幕まで残り150日あまりで、大きな組織を束ねていくには

 「なんとしてもコロナ対策を国、東京都と連携をして収束に向けて対応しないといけない。競技団体、自治体も含めオールジャパンの体制でワンチームになって開催と成功に尽力しないといけない」

 --世論調査では開催に反対の声も多い

 「このままできるのか、医療体制がどうか、という不安が表れている。大会を通じて何をすべきか明確に打ち出さない限り、受け入れていただけない。コロナ対策と、ジェンダーを含めて、早急にビジョンをつくり上げて発表していきたい」

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