レイズ筒香が子供たちの未来へ貢献 大リーグ2季目へ準備着々

 オンラインの形でも社会貢献活動を続ける理由を、「野球界、スポーツ界がより良いものに変わっていくことが重要」と強調する。野球では、小中学生のころに肘や肩を痛め、選手生命を絶たれるケースが少なくない。けが防止策の必要性など指導者の意識改革も促してきた。1月31日には指導者や保護者ら約100人に対し、オンラインで「野球が好きになる、夢中になれる環境を指導者が作るのが一番」と強調。勝利至上主義の考え方やトーナメント形式での大会によって、一部の選手が酷使される環境の弊害などを訴えた。

 プレーヤーとしては、昨季はコロナ禍で約4カ月開幕が遅れる中、打率1割9分7厘、8本塁打、24打点と本領を発揮できなかった。近年日本では守る機会が少なかった三塁の守備や、1番打者で起用されることもあるなど不慣れな起用への対応も求められた。異国での1年目の戦いを終え、「スピードが日本とは全く違う。ハングリー精神が強く、戦場のような雰囲気が流れていた」と振り返った。

 その上で、オフには日本に帰国もし、来るべきシーズンを見据えている。「体も心も非常に充実したオフを過ごせている」。心身ともに万全の準備をし、2年目に挑む。(運動部 小川寛太)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ