羽生も認める「負けん気」鍵山優真、“頂点”目指す! 北京冬季五輪あと1年/フィギュア

 1992年アルベールビル、94年リレハンメル五輪に出場した正和氏を父に持つ。膝や足首の柔らかさを生かした着氷は父譲りで「こけそうで、こけないんです」と笑う。午前4時半に起きて早朝練習に励み、夜遅くまで滑り込む。今季のシニア転向を決めた際、コーチでもある正和氏から心構えを説かれた。「日本で一番を目指すというのは世界のトップを狙うということ」。

 日本の両雄が高い壁として立ちはだかる。昨年12月の全日本選手権は、平昌五輪金メダルの羽生、同銀メダルの宇野昌磨に次ぐ3位。「羽生選手たちに追いつけば、世界のてっぺんにも追いつくと捉えています」。トーループ、サルコーに続く自身3種類目の4回転ジャンプとしてループの習得を目指している。

 最大3つの北京五輪出場枠を争う世界選手権で初めて日の丸を背負う。昨年末に代表が臨んだ会見後、羽生に声を掛けられた。「優真の良さは負けん気の強さや勢いだから、(意気込みを)どんどん言ったらいいよ。何かあったら俺が守るから」。不安もあって会見で控えめな言葉を並べた代表最年少の17歳は、憧れの26歳に背中を押されて長所を思い起こした。

 「世界選手権に出るからには上を目指すし、何か残して帰りたい。北京五輪は、もちろん狙っています」。強気のホープが次代を担う。

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