正代、冷や冷や2敗死守「なんとか勝てた」/初場所

 10日目の遠藤戦に次ぎ、11日目の隠岐の海との取組では2度の取り直しの末、相手の「勇み足」があって行司差し違えに。この4日間で4つの物言いを制し、「ついているような気もする」と、運も味方につけた。

 延期となった東京五輪は、23日で開幕まで半年となる。熊本・宇土市出身の正代は昨年、聖火リレーのランナーに選ばれた。自身が返上しなければ今年5月5日に、生まれ育った同市内を走る優先権を持っている。日程は昨年同様、5月の夏場所(9日初日、両国国技館)の4日前。場所直前で微妙な調整時期と重なるが、かねてから「みなさんに少しでも喜んでいただけるのなら、支障がないよう調整できれば」と前向きな意向を示している。

 残り2日。既に大栄翔との直接対決で敗れている正代は優勝決定戦まで見据えて、「あと3番取ってもいいように体のケアを徹底していく」。聖火ランナーとして地元のために一肌脱ぐ“男気”を、土俵でみせるときがきた。(奥村展也)

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