正代、冷や冷や2敗死守「なんとか勝てた」/初場所

 首位の大関正代(29)は関脇隆の勝(26)を物言いのつく際どい内容ではたき込み、2敗を堅守した。平幕大栄翔(27)は、竜電(30)を押し出して11勝目。2人がトップを並走する。大関朝乃山(26)は隠岐の海(35)を上手投げで下し、関脇照ノ富士(29)とともに9勝目。2敗の正代、大栄翔を2差の4敗で朝乃山、照ノ富士、平幕逸ノ城(27)、琴ノ若(23)の4人が追う。

土俵際はたき込み

 俵に乗った右足一本。押し込まれ、土俵下へ落ちていく正代に残された一手は、指先に力を込めて残すことだけだった。立行司式守伊之助も迷い、まわし団扇(うちわ)で正代に軍配を上げたが、物言いがついた。

 「(引き技が)とっさに出てしまった。なんとか勝てたので、体の反応がいいのかな…」

 立ち合って押し込んだ。隆の勝を後退させながら、いきなり懐へ招き入れるようにはたき込む。直線的に下がった土俵際。相手の右手が一瞬早く土俵へついており、薄氷の白星で大栄翔とともに2敗を守った。一騎打ちの並走に「並んでいる力士(大栄翔)もいるので、(単独首位より)気は楽な方だと思う」と表情を緩めた。

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