東京五輪開幕まで23日で半年…東北のホストタウンは今も試行錯誤

 昨年延期が決定した東京五輪は、23日で開幕まで半年。新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せず、今年の開催も不安視される中、海外の選手団を受け入れる東北の「ホストタウン」の自治体も複雑な思いを抱えている。ホストタウンの自治体には、感染拡大防止策をまとめたマニュアル策定を国から求められており、現在も試行錯誤が続いている。

 イタリアのホストタウンとなっている仙台市は、五輪開幕直前の今年7月中旬にソフトボール、バレーボール両競技の代表選手団の事前合宿を受け入れる方向で調整を進めている。ただ、感染拡大の収束が見通せない中、選手が市民に直接指導するような交流は困難として、オンラインを活用した交流の機会を設ける方針だという。

 また、選手団の受け入れに際して、国からは新型コロナウイルス感染防止策をまとめたマニュアルの策定を求められている。市スポーツ振興課の担当者は「(感染拡大の動向を注視しながら)準備を進める方向だが、気を付けても感染が広がる場合もあり、市民や選手への影響は心配だ」と不安を口にした。

 全日本選手権の開催や五輪監督を輩出するなどフェンシングが盛んな青森県今別町は平成27年10月、モンゴルフェンシング協会と選手の事前合宿の受け入れなどで基本合意書を交わした(期間は28年~令和2年)。これまで年1回の強化合宿や地元の子供たちとの交流を行っており、昨年の東京五輪延期を受けて合意書の1年延期を確認した。

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