横浜FC・カズ、沖縄自主トレで新走法調整を導入 54歳シーズン、あくなき進化求める

 J1横浜FCのFW三浦知良(53)が21日、和歌山キャンプ2日目の全体練習後にオンラインで取材に応じた。プロ36年目を迎え、実戦に近い走力を身に付けるためにトレーニング方法を「量から質」へ変更。期待されるJ1最年長出場&ゴールの記録更新へ意欲を示した。来月26日に54歳の誕生日を迎えるレジェンドが、意を決して新シーズンに挑む。

 飄々とした表情から自信が伝わる。FW三浦知が、今季にかける思いをぶつけた。狙うのはJ1最年長記録の更新だ。

 「54歳になりますが、最年長出場やゴールを期待してくれている。それに応えたい。一つでも多く、先発で出場できるように準備したい」

 来月26日に54歳となるカズ。J1最年長弾は元鹿島のジーコ氏が1994年に記録した41歳3カ月12日。同最年長出場は昨年12月19日に自らがマークした53歳9カ月23日。来月27日の札幌との開幕戦でゴールすれば、54歳0カ月1日でダブルの記録更新となる。

 一つの転機にもなった。新型コロナウイルス禍で毎年恒例のグアム自主トレを取りやめ、沖縄で10日間の自主トレを敢行。昨年は自主トレ中に筋肉系のけがを発症した反省を踏まえ、調整方法を変えた。1キロ6分で4、5キロ走るやり方から、よりサッカーの実戦に近い動きとして心拍数が160に上昇したら走るのを止めて歩き、135に下がったら再び走るのを20~30分繰り返す方法を取り入れたという。

 「まだ沖縄の疲れも残っている。でも、この調整方法で効果が出てくることを楽しみにしたい」

 キャンプ2日目も午前午後の2部練習を精力的にこなしたカズ。昨季は4試合出場で無得点に終わったが、ギネス記録に認定された2017年3月12日のJ2群馬戦でのゴール(50歳0カ月14日)以来となる一撃に期待が膨らむ。(宇賀神隆)

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