“スポーツ城下町”が瀕死危機 両国国技館と東京ドーム、飲食店に名物書店も…止まらぬゴーストタウン化

巨人お膝元水道橋が一変 

 JR水道橋駅から東京ドームに向かう途中、中央競馬の場外馬券売り場などがある黄色いビルの一角に店舗を構えていた名物書店「オークスブックセンター東京ドームシティ店」が11日に閉店。半世紀以上の歴史に幕を下ろした。

 「文系野球の聖地」の看板を掲げ、店頭には巨人を始めプロ野球、格闘技、競馬、コンサートなどドームでの催し物に合わせた書籍が並び、ファンが足を止めるのがおなじみの光景だった。前身「山下書店」がオープンしたのは、V9の始まった1965年。2012年に「オークスブックセンター」に替わったが、現状では他の書店が引き継ぐ予定はないという。

 同店は「東京ドームは集客がなく、イベントも開催されないのは大きかった。月によって違いもありますが。売り上げがかなり減っていた」と閉店理由を説明する。プロ野球や後楽園ホールのボクシング、プロレスで収容人員が制限されたばかりか、中央競馬、大井競馬の場外馬券売り場も9月まで半年間閉鎖。年明けから再閉鎖されている。ネット投票に移行して馬券を購入に来るファンがいなくなり、人の行き来が激減。苦渋の決断を下すことになった。

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