巨人DH再提案、また却下 2パターンの期間限定導入案も5球団から賛同得られず

 開幕後も遠征先での外出や外食を自粛せざるを得ないなど行動制限が続くことが予想され、選手にかかる負荷は大きい。また、緊急事態宣言発令に伴う入国規制の強化で、セでは新外国人選手を中心に20人超の選手に来日のめどが立っておらず、チームへの合流が遅れることで球団によっては戦力低下を引き起こすケースも十分に考えられる。

 このような事態を想定した上で、セ・リーグとしての試合の質を維持、向上させるためのDH制導入案。しかし、巨人と他5球団の危機感に対する“温度差”は一向に解消されていなかった。ある球団の関係者が「緊急事態宣言がいつ解除されるか分からない中で、この議論、ましてや結論は迅速」と話すなど、具体的な対案も示されないまま、再び「見送り」との結論に至った。

 今季の開幕が昨季より感染状況が悪化した中で迎えることになるのは避けられない中で、DH制の暫定導入案は今後も理事会で継続審議とはなる。昨季の日本シリーズではコロナ禍による過密日程の負担を軽減するため、セのホームゲームでもDH制が採用されたが、単なる“特例”で終わってしまうのだろうか。(東山貴実)

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