宇良技なくても宇良連勝!正攻法で王鵬を「押し出し」/初場所

 大相撲初場所2日目(11日、両国国技館)人気の業師、東十両10枚目の宇良(28)が史上2位の32度の優勝を誇る元横綱大鵬(故人)の孫、新十両王鵬(20)を押し出して注目力士対決を制した。宇良は初日から2連勝、王鵬は2連敗となった。今場所はコロナ関連で初日から65力士が休場し、場所中に感染が拡大すれば打ち切りの可能性もある中で感染症対策を徹底して行われる。

◆十両で注目力士対決

 人気の業師対「昭和の大横綱」大鵬の孫。コロナ禍で厳戒態勢の初場所2日目に早くも実現した注目の取組は、宇良が低く当たって王鵬の左を手繰ると一気に押し出した。初顔合わせの相手に何もさせず、初日から2連勝を決めた。

 「自分も必死だったので、特に落ち着いていたとは自分では感じないですね。自分の持てるものは出せてよかった」

 落ち着いた口調に幕内経験者の貫禄がにじんだ。相撲ファンから高い期待を集める王鵬に、若手時代の自分も重なった。大技「居反り」の使い手としてプロ入り前後から注目を浴び、平成29年名古屋場所では自己最高位の東前頭4枚目まで番付を上げた。

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