初V目前…創価大、涙 アンカー区間20位、榎木監督「精神的な部分だろう」/箱根駅伝

 第97回東京箱根間往復大学駅伝復路(3日、箱根・芦ノ湖-東京・大手町、5区間=109・6キロ)往路を初制覇した創価大が、10時間56分56秒で過去最高の総合2位に入った。最終10区で駒大にトップを譲ったものの、4度目の出場で確かな存在感を示した。名将の大八木弘明監督(62)が、駒大を大学三大駅伝最多の23勝目に導いた。

 歓喜に一歩、届かなかった。創価大は残り約2キロで駒大に首位を明け渡した。死力を尽くしたアンカーの小野寺勇樹(3年)が、ゴールテープを切って倒れ込む。担架で運び出され、取材エリアに姿を見せなかった。過去最高の2位に導いた榎木和貴監督(46)は、箱根路に足跡を刻んだ教え子をねぎらった。

 「(前評判では)ノーマークだった。あそこまで行ったので悔しい思いは強い。走った選手は頑張った」

 4度目の出場で初の往路優勝を飾り、復路も最終盤まで先頭に立った。9区では石津佳晃(4年)が区間賞。区間20位だった10区を除けば、抜け目ないたすきリレーだった。榎木監督によると、小野寺の体調に異変はなかったという。「精神的な部分だろう」。走り出した時点でリードは3分19秒。初出場の3年生は迫りくる強豪の勢いを背に、大手町に向かっていた。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ