羽生結弦「全力で役割を全う」全日本Vから一夜明け…次は世界選手権/フィギュア

 フィギュアスケートの全日本選手権で5年ぶりに王者に返り咲いた羽生結弦(26)=ANA=が27日、長野市ビッグハットで開かれた世界選手権(来年3月、ストックホルム)代表発表会見に出席し、3連覇が懸かる2022年北京冬季五輪の出場枠獲得に向けて決意を込めた。男子で初出場の鍵山優真(17)=神奈川・星槎国際高横浜=に助言も送った。28日にアイスショー「メダリスト・オン・アイス」(長野市ビッグハット)が開かれる。

 全日本王者としての誇りを背負う。羽生がチームJAPANの顔として責任感をにじませた。

 「北京五輪に向けた(出場)枠も懸かってくる。全力で役割を全うしたい」

 枠は各国上位の順位で争い、1人が2位以内か2人の合計が13位以内で最大3枠を獲得できる。コロナ禍で各国の情勢が異なることなどから目標は言及しなかったものの、「(世界王者の)ネーサン・チェン選手(米国)の動向は気になっている。それだけじゃなくて4回転アクセルだったり、プログラムをどう深めるかが大切」と前人未到の大技への意欲を口にした。

 世界と渡り合ってきた26歳は、後輩に助言も送った。2年連続で全日本3位となった17歳の鍵山は初代表。「彼の強さは負けん気や勢い。そこが一番の武器」と羽生。自らは初出場した2012年大会で銅メダルに輝いた。「大きな分岐点だった。あの演技は一生忘れない。あのときしかできない勢いで、あの順位にいけた」。会見に同席した次代のホープに、持ち前の積極性を求めた。

 「日本の代表として、日本人の一人として、胸を張って行動できるようにしたい」と自覚を示した。

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