宇野昌磨「本当に楽しかった」今季初戦3位発進
フィギュアスケート・全日本選手権 第1日(25日、長野市ビッグハット)
男子ショートプログラム(SP)が行われ、5連覇がかかる宇野昌磨(23)=トヨタ自動車=は94・22点で3位発進した。
出場予定だった11月のフランス杯が中止となるなど、今大会が今季初戦。「久々でかなり緊張した。いつもなら不安になるが、競技者としてこういう緊張の中で試合をすることを待ち望んでいたんだなと思った」と演じる喜びをかみしめた。
冒頭の4回転フリップを着氷させるも、続く続く4回転-3回転の連続トーループで転倒。「いつもなら失敗して悔しいけど、きょうは本当に楽しかった。もう一度、この場に立てることを感謝しながら滑りたい」と26日のフリーに臨む。