阪神・スアレス、残留正式発表 破格条件で合意、2年契約で年俸3倍

 うれしいクリスマスプレゼントだ! 阪神は24日、今季リーグ最多の25セーブを挙げたロベルト・スアレス投手(29)の残留を発表した。米大リーグの球団も関心を示す中、自由契約となったが、来季契約に合意。今季の8000万円から3倍以上となる年俸250万ドル(約2億6000万円)で、2年契約とみられる。矢野燿大監督(52)はオンライン取材に応じ、来季もクローザーを任せることを即決した。

 クリスマスイブの西宮市の球団事務所に、母国・ベネズエラに帰国中のスアレスから、熱いメッセージが届いた。

 「またタイガースの一員として、戦えることをうれしく思います。来季こそは、このチームメートのみなさんと一緒に優勝ができるように、チームの勝利に多く貢献できるように頑張ります」

 阪神との合意の正式発表後、さっそく力強く「V宣言」。オフの補強が進むタイガースだが、守護神残留も、紛れもない「補強」だ。

 ソフトバンクから移籍1年目の今季は51試合に登板し、防御率2・24。今季限りで引退した藤川球児氏に代わってクローザーを務め、25セーブでタイトルを獲得。それでも、小さいころから憧れていた米大リーグ挑戦を視野に、阪神を自由契約になっていた。

 球団も引き留めに必死だった。2年契約で年俸2億6000万円とみられる破格の条件で合意したが、スアレスの心を動かしたのは、なにより矢野監督の熱意だった。

 「(シーズン終了後)最後に、あいさつに来たとき『スアちゃん、一緒に日本一になろうよ』と全力で伝えたからね」

 思いが通じた。オンライン取材に応じた指揮官は声を弾ませると、来季の起用法について「今ここで決められることは、スアちゃんは後ろ(九回)しかない」とすぐに明言。絶大な信頼を示した。

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