ワテソニ・ナモアさんが死去 大東大で「トンガ旋風」巻き起こす

 ラグビーの大東大、三洋電機(現パナソニック)でWTBとして活躍したトンガ出身のワテソニ・ナモアさんが21日、急性心筋梗塞のため死去した。54歳。パナソニックが同日発表した。葬儀・告別式は未定。

 ナモアさんはトンガ高卒業後の1985年、元日本代表NO・8のシナリ・ラトゥさん(55)=日本国籍を取得しラトゥ志南利=とともに大東大に留学。小柄ながら強い足腰を生かした走りで86、88年度の全国大学選手権優勝に貢献。「トンガ旋風」を巻き起こし、U-23(23歳以下)日本代表に入った。

 三洋電機入り後の90年度の全国社会人大会決勝では、16-12とリードした後半ロスタイムに神戸製鋼WTBイアン・ウィリアムスを止めようとするも届かず、独走トライを許して逆転され初優勝を逃す“悲劇のヒーロー”としても話題となった。

 96年度を最後に現役を退き、群馬・邑楽(おうら)町でラグビー教室を開催しながらトンガ出身留学生のサポートなど日本とトンガの懸け橋を務めていた。

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