楽天・岸「天国にいる星野仙一さんに怒られる」 5000万円ダウンの年俸2億5000万円で更改

 楽天・岸孝之投手(36)が10日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万円減の年俸2億5000万円プラス出来高払い(金額は推定)でサインした。4年契約の最終年となる今季は腰痛で開幕に間に合わず、登板数はプロ14年目で最少となる11試合にとどまったが、7勝0敗、防御率3・21の成績を残した。

 「天国にいる星野(仙一)さんに怒られてしまうなという気持ち。ふと考えたときに、星野さんの顔が浮かぶ」

 FA移籍1年目の2017年は8勝10敗、18年は11勝を挙げたもののチームは最下位。3、4年目はけがもあって3勝、7勝で終わった。当時、球団副会長だった故人の「迷ったら前に進め!」との言葉に後押しされて楽天移籍を決断した右腕。それだけに「チームを勝たせるという部分が少なすぎた。来年は何があっても、我慢強く1年間戦い抜きたい」と話した。

 来季からは西武時代から公私ともに親交の深い石井一久新監督(47)が指揮を執る。

 「(監督就任は)えっ、ウソだろと。まさかでした。普段から『何をするんだろう』という雰囲気の方なので楽しみ。胴上げをしたいし、日本一の監督にできるように頑張りたい」

 来年3月で東日本大震災からちょうど10年の節目を迎える。「僕には野球しかないので、勝つこと、優勝することで(被災者や復興を)盛り上げていきたい」と力を込めた。(東山貴実)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ