ヤクルトの山田哲、残留理由は「愛されていると感じた」

 4日、契約更改後の記者会見の場で、ヤクルトの山田哲は偽らざる気持ちを口にした。「環境を思い切って変えたい、パ・リーグに挑戦したいなという気持ちも正直あった」。昨年打診された複数年契約を固辞し、今季手にした国内FA権。行使せず残留を決めた背景に、仲間の存在があった。

 「同じユニホームで戦いたい」というチームメートの声、「残ってほしい」というファンの声1つ1つが心に刺さったという。「自分は愛されている。居場所はここだなと感じた」。

 残ると決めたからには、チームに全力を注ぐ。思いが行動に出た。高津監督に「キャプテンをやりたい」と直訴。バトンタッチを快諾した青木は「自発的にやりたいと言ってくれたのが本当にうれしかった。哲人が引っ張ってほしいとずっと思っていた」。大きな責任を背負う覚悟を決めた。

 「一番は結果で引っ張っていきたい」というように、不振に終わった今季からの脱却が来季への最優先課題。オフは体作りから見つめ直すつもりだ。4度目のトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を狙い、最下位に終わったチームとともにV字回復を目指す。(小川寛太)

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