今季8勝の中日・福谷がサイン保留「他球団の契約更改や結果を含めて考えたい」

 中日・福谷浩司投手(29)が27日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、サインを保留した。

 「金額というよりは、ほかのチームの契約更改や結果を含めて考えたいです、という話はした。それが一番の理由。いま決断するのは得策ではないと思った」

 本格的に先発転向となった今季は14試合に先発し、大野雄に次ぐチームで2番目に多い8勝(2敗)を挙げ、防御率2・64。9月3日の広島戦(ナゴヤドーム)以降は負けなしと安手感を示し、先発ローテの柱として役目を果たした。コロナ禍で短縮された今季の成績を受けての契約更改も、各球団でようやく始まりつつある現状。今季年俸は1800万円。球団の提示額は明かさなかったが「もう少しかなと思った」と多少の開きがあったことも明かし、例年と異なる状況の中、周囲の動きを見ながら判断するために、このタイミングでのサインは保留することを選んだ。

 その席では球団側に対し、8勝した中で助けてくれた野手やリリーフ、具体的には祖父江、阿部、木下拓、福、高橋、京田の6人の個人名も挙げ「満足いくような評価をしてほしい」と訴えたほか、チームの方針が査定にどれほど反映されているかも確認。先発投手陣であれば試合前練習では打撃練習やバント練習にも時間を割いてきており「監督やコーチが選手にこんなところを求めている、というところも含めて査定に入れていただいた方がいい」と伝えたという。

 右腕は「保留にして次までに時間がある。僕も、代表や査定担当の方の考え方が変わるかもしれない。それも含めて時間を空けるべきかなと思いました」とも話した。(金額は推定)

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