初戦落とした巨人 エース菅野つかまる 6回4失点

 要所で踏ん張れなかった。プロ8年目で初めて日本シリーズの開幕投手を務めた巨人の菅野は、ソフトバンクの中軸を抑えきれず、6回6安打4失点。大事な初戦で、チームに勝利をもたらすことができなかった。

 三者凡退で圧倒するイニングがあった一方、走者を背負うとたちまち投球が不安定になった。二回はグラシアルに初安打を許すと、栗原に2ランを浴びた。六回は2死から柳田に死球、グラシアルに右前へ運ばれて一、三塁とされると、栗原に左中間への2点適時二塁打を許した。87球で降板し「次があると思うので、しっかり調整する」と、必死で先を見据えた。

 打線も千賀を攻略できなかった。連続四球で無死一、二塁とした四回は頼みの丸が併殺打で好機をつぶした。得点は九回に相手の守護神、森の乱調で得た好機で挙げた犠飛による1点だけだった。「走者はよく出るけどね。結果的にこういうスコアで負けたというところ」と原監督。日本シリーズでは、2013年の第7戦で楽天に敗れてから、昨季の4連敗を含めて6連敗となった。

 エースで重要な初戦を落とした。痛手の中で得た収穫は、終盤に交代を多用して戸郷、岸田ら多くの選手が大舞台の緊張感を経験したこと。「いい材料もある。それをつなげていく」と指揮官。試合は続く。やり返す機会はまだある。(小川寛太)

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