ヤクルト・山田哲人、国内FA権行使に前向き 巨人に楽天、ソフトバンクが候補 年俸9億円の複数年用意の球団も

 今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉、ヤクルト・山田哲人内野手(28)がすでに球団側に「他球団の評価を聞いてみたい」と意思を伝え、権利行使に前向きであることが分かった。移籍先として浮上しているのは巨人、楽天、ソフトバンクで、いずれもヤクルトより好条件を提示するのは必至だ。山田は今季最終戦となる10日の広島戦(神宮)に「3番・二塁」で先発出場し、2打数1安打で5回表に交代。これでスワローズのユニホームを着てプレーする姿は、見納めとなる可能性もある。 (塚沢健太郎)

 ヤクルトは看板選手の山田と早い段階から、何度も残留交渉を重ねてきた。球団フロント関係者は「『チームには何の不満もないけど、他球団の評価は聞いてみたい』と言っていた。要はカネ」と進捗状況を明かす。

 今季は故障で欠場を繰り返し、スタメンは87試合止まり。94試合で打率・254、12本塁打、8盗塁と不本意なシーズンになったが、球団はFA権行使を見送る理由にはならないとの見立てだ。「それとこれは別。相当状態は悪いようだし、もし今年FAじゃなかったら、ここまで無理をして1軍にいなかったと思う」と受け止めている。

 「評価」に直結するのはズバリ条件面だ。球団は慰留のためヤクルト本社の全面バックアップを取り付け、上積みする構えだが、大きなネックとなるのが交渉のベースとなる値段の割高感だ。

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