【引退会見(4)】阪神・藤川、振りかぶって「150キロを狙った」

 (セ・リーグ、阪神0-4巨人、24回戦、巨人16勝8敗、10日、甲子園)今季限りでの引退する阪神・藤川球児投手(40)が試合後、引退会見を行った。オール直球の12球を振り返った。

 --納得できる球は12球のうち何球ぐらいあったか

 「結構ありましたね。坂本君の時は多かった。高めに浮いたボール以外は良かったですね、自分では。ちょっとブルペンで投げ方いいのあるなって見つかったんで。あすになればもっといいんじゃないかな。だけどそうやって思えてることの方が幸せと思うんですよね。『ああもう投げられない、悔しい!』って思うところはもう過ぎているんで。中島選手のときにはやっぱりオールスターでたくさん対戦したことを思い出しながらと思ったけど、納得いかなかった。申し訳なかったですね」

 --12球のうち2回振りかぶって投げたが

 「150キロを狙ったんですよ。だけどそのときの方がボール遅かったじゃないですか。まだ新しいことをしようとしているじゃないですか、そこで。(自分は)野球好きなんだなと思いました。今振り返ると、そのときのフォームが一番速いっていう答えがまだ出ていなくて。今までに普通に投げていたフォームが自分の答えなのに…違うことをしてスピードを上げようとするっていうのは自分もまだ自分にチャレンジしていたんだなと今、思います。だけど大事なときにボールが遅かったし、もうちょっと練習しようかな、なんて今も思いますね」

 --やろうと思ってではなく自然にやっていたのか

 「(最速が)148キロだったんで納得いかなくて、何とかと思ってやったんですけど、バッターにも失礼に当たることになったら嫌なんで。あれは相手に対して一番いいストレートを見せたいっていう表れなんですよね実は。『うわっ球児さん、いいボール来てるな』って思われたいがための…。あそこが18・44(メートル)のそこが深みなんですよね。そこに会話はいらないんですよね。そこに見ている人の感動を呼んだり。マウンドだけは嘘はなかったですね」

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