ロッテ・安田、東浜撃ち逆転二塁打!藤岡激走ホームイン“呼んだ”

 (パ・リーグ、ロッテ6-1ソフトバンク、24回戦、ロッテ12勝11敗1分、5日、ゾゾマリン)まだ終わらない。ロッテは5日、ソフトバンク最終戦(ZOZOマリン)に6-1で勝った。9番・安田尚憲内野手(21)が五回の逆転2点二塁打を含む3打点を挙げ、4年ぶりのAクラスと2年連続でのソフトバンク戦勝ち越しを決めると同時に、2位・西武に0・5ゲーム差と再接近。残り3試合、逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ夢をつないだ。

 重苦しい空気がロッテベンチを支配する中、安田のバットから19イニングぶりの得点が入った。

 「CSに出たいという気持ちだけで、何とか食らいついた」

 0-1の五回2死一、二塁で東浜の直球を捉え、左中間へ逆転の2点適時二塁打。送球間に進んだ三塁ベース上で両手を高々と上げた。バットのヘッドスピードが落ちていることを自覚し、打席ではあえて動きをつけるようにした。

 チームは10月以降、9勝19敗1分けの大失速。その要因の一つが若き主砲、安田の不振だった。7月21日から86試合連続で4番に起用されていたが、10月31日の楽天戦で7番に、さらに前日4日からは9番に降格。「4番は打たせてもらっていただけで、自分で奪い取ったポジションではない。その分、精神的にしんどいときもあるが、全ては自分の実力不足」と話したが、八回にも2死満塁で押し出し四球を選ぶなど、打順が下がっても好機は常に安田を追いかけてきた。

 試合前の円陣では異例の光景がみられた。井口監督自らが輪の中心に入り、「勝負事なんてどっちに転ぶか分からないんだから、攻めて攻めて神様を味方にするぐらい攻めていこう!」とナインを鼓舞。それに応えた21歳は「残り3試合も必ずいいところで打ちます」。7日にも西武のCS進出が決定する窮地に変わりはないが、天はまだ見放していない。(東山貴実)

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