巨人・岩隈、右肩脱臼し引退決断 今月上旬シート打撃登板1球目で

 巨人・岩隈久志投手(39)が23日、東京ドームで引退会見を行った。日米通算170勝右腕は昨季加入したが、2017年に手術を受けた右肩の状態が上がらず、2年間で1軍登板なし。21年間の現役生活にピリオドを打った。

 「最後の最後まで挑戦させていただいたことに感謝しています。悔いなくやらせてもらった」

 肩の脱臼が決断の要因となった。日本シリーズでの登板まで見据えた原監督に呼ばれ、10月上旬に東京ドームでシート打撃に登板。1球目で肩が外れ「体力的な限界を含め、引退を考えた」。1週間後、監督に直接引退を伝えた。

 楽天の球団創設1年目の2005年にロッテとの開幕戦で1失点完投し、球団初勝利を挙げた試合や、東日本大震災のあった2011年の開幕戦などが思い出深いという。マリナーズ時代の同僚だったイチローさんからは「本当によく頑張ったね」とねぎらわれた。

 11月7日のヤクルト戦(東京ドーム)の試合後に引退セレモニーが行われる。2009年のWBCでともに世界一に輝いた原監督は「世界一の監督にしてもらった感謝は忘れない」。今後は未定だが、岩隈は「野球の伝道師のような存在でいたい」と話した。(伊藤昇)

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