猛チャージ66!!古江彩佳、晴れやか笑顔2位/国内女子

 富士通レディース最終日(18日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6659ヤード、パー72)14位から出た昨年大会覇者の古江彩佳(20)=フリー=がこの日のベストスコアの66で回り、通算5アンダーで2位に入った。申ジエ(32)=韓国=が69で回り、通算7アンダーで今季初優勝。ツアー通算25勝目を挙げ、国内生涯獲得賞金は10億円を突破した。史上6人目で、207試合目での到達は史上最速。首位から出た浅井咲希(22)=小杉CC=は通算4アンダーの4位に終わった。

■「あきらめない気持ちで」

 思い出の大会で古江が猛チャージを見せた。7バーディー、1ボギーの66。史上2人目の連覇には惜しくも届かなかったが、晴れやかな笑顔に充実感を漂わせた。

 「最後まであきらめない気持ちで戦った。プレーオフもあるかなと思ったけど、二歩及ばずでしたね。そこはちょっと悔しいかな」

 昨年大会で史上7人目のアマチュア優勝を成し遂げ、プロとなって帰ってきた。“アマでV、プロでもV”で同一大会を連覇すれば2016、17年の「日本女子オープン」を制した畑岡奈紗以来だったが、初日は2オーバーの47位と出遅れた。

 「スタートのときにディフェンディングチャンピオンと呼ばれてカッコいいなと思った」。だが、いつもの笑顔がないことに気がついた。「自分で自分にプレッシャーをかけていた」。そこから軌道修正。2000年度生まれのミレニアム世代のエースとなった20歳の底力だった。

 9月にはプロ10試合目で2勝目を挙げ、賞金ランキングは6位。「運がよければ年内にあと1つ勝てればいいかな」。試合のない今週は自宅のある神戸でリフレッシュ。勝負の秋に備える。(臼杵孝志)

★2差V申ジエ「こんなに早く優勝できるとは」

 元世界ランキング1位の申ジエが今季3試合目で優勝を果たした。前半で単独首位に立ち、2位に2打差をつけてのV。コロナ禍で来日が遅れた実力者は「こんなに早く優勝できるとは」と喜んだ。長年痛みを抱えていた右手首を5月に、左肘も6月に手術を受けた。「練習は8月から再開した。同じような故障を持つ選手に、けがをしてもプレーできる姿を見せられたらいい」。有言実行のツアー通算25勝目に胸を張った。

★西村優菜は自己最高4位

 昨年のプロテストに合格した西村優菜(フリー)が自己最高位となる4位に入った。4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算4アンダー。「最終日にノーボギーで回れたのがうれしい」と、9月の「日本女子プロ選手権」の7位を上回る結果を喜んだ。古江と同じミレニアム世代の20歳は「どの試合でもトップ10に入ることが目標」と力強く話した。

◆首位から出て4位に終わり、2週連続V逸の浅井咲希 「きょうはひどいゴルフだった。ショットが全然ダメ。最終日に伸ばせる選手になりたい」

◆2週連続Vが懸かっていたが8位の稲見萌寧 「優勝は意識していなかった。それより優勝した翌週に予選落ちだけはしたくなかった」

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ