四国ILからNPB復帰の苦労人、ヤクルト・歳内が万感1勝

 (セ・リーグ、DeNA0-2ヤクルト、21回戦、10勝10敗1分、1日、横浜)帰ってきたNPBのマウンドで躍動した姿を見せた。ヤクルト・歳内が3度目の登板で7回4安打無失点。初勝利を手繰り寄せた。

 「とにかく結果を残したいというのが気持ちが一番にある。チームに勝ちをつけられるような投球をしたいと思います」

 入団会見で再出発の決意を話した歳内。この日は早いカウントから得意のスプリットを徹底的に投げ込んだ。ファウルでカウントを稼ぎ、直球を決め球に使うなど過去の登板とは配球を変えてDeNA打線を翻弄した。

 NPBで勝利投手となれば、2015年9月29日のDeNA戦(甲子園)以来、5年ぶり。先発としては初めてとなる。

 昨年のオフに阪神を戦力外となり今季は四国IL香川でプレー。3完封を含む5勝0敗、防御率0・42の成績を残し9月6日にヤクルトに途中加入した。NPB復帰戦となった9月16日のDeNA戦(神宮)では5回8安打2失点の粘投も勝ち星つかず、同23日の中日戦(ナゴヤドーム)では2回1/3を投げ8安打5失点では初黒星を喫した。

 五回は初めてロペスに左前打を浴び、初めて先頭打者の出塁を許した。それでも、1死一塁から代打・蝦名に対し5球連続でスプリットを投じ三ゴロ併殺打でピンチの芽も摘み取った。涼しさを感じる横浜スタジアムで半袖姿の歳内が熱投を見せた。(横山尚杜)

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