セ・リーグが阪神に事情説明 矢野監督と審判の口論に「タイガースがおかしなことをしているとは思っていない」

 26日のヤクルト-阪神17回戦(神宮)の試合中に、阪神・矢野監督と審判団が口論になったことを受け、セ・リーグは27日の試合前に阪神に経緯の確認と説明を行い、試合進行が遅れたことを謝罪した。また、試合前のメンバー交換では森審判が脱帽して、矢野監督に頭を下げた。

 試合前、矢野監督と谷本球団副社長兼本部長の元を訪れた同リーグの杵渕和秀統括は「認識のすり合わせをさせていただいた」と説明。「おわびは、どちらがいい悪いではなく、審判のやり取りを通じて試合があれだけ止まった。スムーズに流れなかったところをおわびしました」と、やり取りの内容を明かした。

 問題になったのは、リプレー検証の判定経過について、近本と井上打撃コーチが記者席内の一部の報道陣の会話や反応から情報を入手したと審判団が受け取ったことだ。審判団から試合中に聞かされた矢野監督は全面否定。試合後にも「わざわざ試合を止めてまで、やることか。終わってからでもいいのでは」と主張していた。

 この日、杵淵統括は記者席内の動きについても確認した。当該の記者の説明では、モニターをみていた際の反応が、窓が開いていたことで近本に伝わり、近本も反応してしまった可能性が高い。情報共有を目的とした行動ではなかったことが確認された。

 また、阪神の故意による外部からの情報入手を疑ったわけではないことも強調した。「審判も誰も、タイガースがおかしなことをしているとは一切思っていない」。記者席への注意と状況確認を行おうとしたが、同じタイミングで矢野監督が選手交代を告げにきたことで口論に発展してしまった。

 杵淵統括は「きょう改めてお話させていただいた。これで終わりということにさせて頂ければ」と収束を宣言した。

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