ソフトバンク・周東 大暴れ3安打4打点「やり返せたと思います」

 (パ・リーグ、ソフトバンク7-3ロッテ、14回戦、ロッテ9勝4敗1分け、26日、ZOZOマリン)

 悔しさを晴らす場所はグラウンドしかない。ソフトバンク・周東が自身のふがいなさを挽回する今季最多の4打点。チームの連敗を「5」で止めて、霧雨の中でマイクを握った。

 「きょう1日、やり返せたと思います」

 二回2死二、三塁で初球を狙い打ち、先制の中前2点打。三回2死満塁でも同じく中前に運んだ。適時打2本で4打点。プロ初アーチを放った昨年4月21日の西武戦(メットライフ)以来の4打点に「僕のミス絡みで負ける試合が多いので」と興奮は収まらなかった。

 「なんでミスが出てしまうのか、僕がわかっておかないと上達しない」

 首位攻防初戦だった前日25日、二回に二塁正面のゴロを取り損ねる失策。一挙5失点のきっかけになってしまった。悔しさのあまり宿舎へ戻っても「全然寝られなかった」。守備の映像に何度も目をこらした。眠りについたのは午前3時半だった。25盗塁は12球団トップとあり、課題としてきたのは打撃と守備。鷹の柱になろうと、まだまだ成長の途中だ。

 敗れればゲーム差なしでロッテに並ばれる一戦だっただけに工藤監督も「全てにおいていいプレーを見せてくれた」と最敬礼。2位・ロッテと2ゲーム差としたが、今季4勝9敗1分け。27日の先発は今季3戦3敗の美馬だ。「しっかり考えて攻略できるように」。やられっぱなしでいられないのは指揮官も同じ。必ず、やり返す。

 「使っていただいている以上は結果を出さないと。去年とは立場も違うので。もっと貪欲に」

 幕張の雨空の下、周東の笑顔が輝いた。どれだけ失敗しようとも、この足を止めはしない。(竹村岳)

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