玉井、板でも最年少V「新しい記録うれしい」 男子飛び込み

 飛び込みの日本選手権第2日は26日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子板飛び込みは11日に14歳になったばかりの玉井陸斗(JSS宝塚)が439・35点で制した。

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 高飛び込みで東京五輪出場を狙う玉井が、板飛び込みでも他を圧倒した。2位に約40点差をつけ、今大会出場不参加の寺内健(ミキハウス)が持つ記録を塗り替える14歳0カ月での最年少優勝。昨大会で達成した高飛び込みに続く2種目目の最年少タイトルに「また新しい記録を作れてうれしい」とはにかんだ。

 全国規模の実戦は2月以来。「気合を入れて、自分らしい演技ができたらと思っていた」。3本目の演技こそ入水が乱れたが、それ以外の5本は力強く完璧に決めてみせた。昨年4月のシニアデビュー後、身長は9センチ、体重は10キロ増加。一回り大きくなった体が、パワーが必要とされる板飛び込みで生きた。

 東京五輪の1年延期で、日本男子史上最年少出場の夢はかなわなかった。「今年やりたいと思っていたけど、トレーニング期間が増えて演技も安定していく」と前を向く。27日は連覇がかかる本命種目の高飛び込みが行われる。変声期真っ盛りの14歳は「自分らしい演技で優勝したい」と少し低い声でクールに意気込んだ。(川峯千尋)

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