休場13人に朝青龍が喝! 芝田山部長は「稽古でコケることが大事」 難しいコロナ禍での調整、11月場所は大丈夫か

 ■大相撲秋場所13日目=9月25日、両国国技館

 7月場所で復活優勝を果たした東前頭筆頭の照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が左膝、東前頭11枚目の千代大龍(31)が左足ふくらはぎと右足首を痛め、13日目から休場した。

 十両以上の休場者は白鵬、鶴竜の両横綱、人気の遠藤、再出場した霧馬山、琴奨菊、石浦を含め13人。この惨状に元横綱朝青龍(39)は自身のツイッターに「コロナで全力士稽古不足!!」「稽古しないとけがする!! 簡単じやないよ!! 稽古稽古!!」と連続投稿し、喝を入れた。

 関取休場の最多は、翌々場所は番付が下がらない公傷制度があった2002年7月場所の16人。今回は出場停止の阿炎、新型コロナ集団感染があった玉ノ井部屋の十両2人も含まれるが、野球賭博問題による謹慎10人を含む14人が休んだ10年名古屋場所以来の多さとなった。

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、遠藤が休場した12日目に「今場所はケガが多い。稽古が足りないのかな。出稽古うんぬんではなく、部屋での稽古をいかにしっかりするか。基礎をしっかりやって、ぶつかり稽古でコケることが大事」とズバリ指摘。しかし、コロナ禍で出稽古も禁止され、稽古に身が入らないのは無理もない。

 25日の執行部会議で、力士から要望が強かった出稽古を、場所後の10月5日から約2週間だけ解禁することを決定したが、本来なら調子を上げていく番付発表後(10月26日)は行えない。これではリズムを崩しかねないだけに、参加しない力士が多いとみられる。

 秋場所は13日目を終え、関脇正代と新入幕の翔猿が2敗でトップ。大関朝乃山、貴景勝ら4人が1差の3敗で追っているが、こんな状況が続くようでは11月場所(11月8日初日・両国国技館)も低調な場所になりかねない。(塚沢健太郎)

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