ヤクルト・荒木、「ビックリ」バスター弾 代打1号でチーム連敗止めた

 (セ・リーグ、ヤクルト6-3阪神、16回戦、8勝8敗、25日、神宮)ヤクルトは1点リードの七回無死一塁、代打で出場した荒木貴裕内野手(33)が、バントの構えから強打するバスターで左翼席へ1号2ラン。打った本人もビックリのバスター弾で勝利をたぐり寄せた。

 「サードがすごく前に来ていたのが見えていたので、三遊間に転がそうと思ったら、入っちゃいました。ビックリですね。追加点になってよかったけど、全員ビックリしたと思います」

 一発に1万3217人の観衆も唖然(あぜん)。緊急昇格した能見と対戦し、1球目をバントの構えで見送った後の2球目。サイン通りではあったが、転がそうと思った球が何とスタンドに飛び込んだ。

 プロ11年目の今季は主に代打出場で打率・167。一時は2軍降格も経験し「心は何回も折れたので、折れるものはなくなりました」と苦笑いを浮かべる。それでも日々の努力で結果を残した。

 サインを出した高津監督は「ホームランは想像していなかった。もうちょっと、どっしりしておきます」と笑顔でたたえた。(赤尾裕希)

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