【虎のソナタ】虎の先輩たちのように奇跡信じて 06年大一番敗戦翌日、金本ら奮闘劇勝

 八回の攻撃を見る前にテレビのスイッチをオフにした虎党も多かったのでは? でも、負けは負け。痛すぎる連敗だ。

 試合前は、まだ奇跡を信じていた。東京ドーム記者席のトラ番サブキャップ安藤理も-。

 「巨人のスタメン、見ました? 坂本、岡本がいません。体調面の影響らしく、決して緩めたわけではないんでしょうが、まるで胴上げの翌日のようなメンバー。これは負けられない。しかも、マジック点灯は阪神だけの責任じゃないでしょ。巨人の独走はセ・リーグ5球団すべてが悪い。阪神だけが責任を感じるんじゃなくて、思い切って戦ってほしい」

 トラ番記者たちはまだ熱い。その通りだ。シーズンは終わったわけじゃない。試合前の話だけど、阪神が3連勝して、巨人が3連敗したら、マジックは消える計算。猛虎の意地、ここで見せずにいつ見せる!

 ところが序盤から、とんでもない展開になってしまった。もうグラウンドを直視できない。この「虎のソナタ」だけは、サブキャップ安藤と会話した試合前で、時間を止めたくなったほど。

 昨夜のニッポン放送ナイター中継。午後5時半からの直前放送では、恒例の「あの日あの時…」コーナーで、27年前(1993年)の9月16日に起きた“事件”を紹介していた。

 広島・山本浩二監督の電撃辞任。その2年前の優勝監督のシーズン中の辞意表明は世間を驚かせた。

 「山本浩二さんといえば、法政大学出身。そして、本日の放送席の解説、われらが江本孟紀さんも法政大学です」

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