大坂なおみ、26年ぶり歴史的逆転V!差別抗議貫き22歳の進化/全米テニス

 テニス・全米オープン第13日(12日=日本時間13日、米ニューヨーク)全米女王に返り咲き!! 女子シングルス決勝で、世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22)=日清食品=が、同27位のビクトリア・アザレンカ(31)=ベラルーシ=に1-6、6-3、6-3で逆転勝ち。人種差別への抗議マスクで注目される中、全米の決勝では26年ぶりとなる逆転で、2年ぶり2度目の優勝を果たした。四大大会は2019年全豪オープン以来3度目の制覇。復権を果たした全米女王が東京五輪での金メダル獲得へ加速する。

 ニューヨークの夜空を見上げた。1時間53分の激戦を制し、勝利の雄たけびをあげた大坂が、無観客のセンターコートであおむけになった。女王の帰還をたたえる歓声や拍手はない。静寂の18秒。2年ぶり2度目の頂点に立った22歳が静かに喜びをかみしめた。

 「多くの偉大な選手たちが優勝した瞬間、(コートに)倒れ込んで、空を見上げてきた。どんな景色が見えるのか、私も同じ空を見たいと思った。信じられないくらい素晴らしい瞬間だった」

 壮絶な打ち合いだった。第1セットは全豪2連覇で元世界1位、アザレンカの左右に揺さぶるショットに苦戦。「緊張で脚が動かなかった」と凡ミス13本。1-6で落としたが、切り替えた。0-2の第2セット第3ゲームから反撃。スライスなどで崩しにかかる相手に、ツアー中断中に鍛えたフットワークで食らいつき、厳しいコースに強打を打ち続けた。

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