大坂なおみが2年ぶり2度目の全米女王に!アザレンカに逆転勝ちで四大大会3度目V/テニス

 テニス・全米オープン第13日(12日=日本時間13日、米ニューヨーク州ニューヨーク)女子シングルス決勝で、世界ランキング9位の第4シード、大坂なおみ(22)=日清食品=は、同27位のビクトリア・アザレンカ(31)=ベラルーシ=に1-6、6-3、6-3で逆転勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。四大大会は2019年全豪オープン以来3度目の制覇で、女子の李娜(中国)を抜いてアジア勢単独最多となった。

 前哨戦のウエスタン・アンド・サザン・オープンで左太もも裏を負傷。痛みを抱えながら臨んだ大会だったが、冷静なプレーで勝ち上がった。準決勝では、ジェニファー・ブレイディ(25)=米国=と激しい打ち合い。我慢の展開が続いたが、コロナ禍のツアー中断期間に自分と向き合い「以前とは違う人間になった」という精神面の成長がプレーの安定につながり、全豪2連覇の実力者、アザレンカを圧倒した。

 人種差別解消への思いもエネルギーとなった。前哨戦では米ウィスコンシン州ケノーシャで起きた警官による黒人男性銃撃事件に抗議し、一度は棄権を表明。今大会は1回戦から、人種差別への抗議の意思を示すため、黒人被害者の名前を書かれた黒いマスクを着用して入場。決勝までの試合数と同じ7種類のマスクを用意し「全部見せたい」。有言実行の決勝進出を果たした。

 今年の全米オープンは新型コロナウイルスの世界的な流行後、初の四大大会。感染防止策を講じ、無観客で開催された。歴史に残る大会を制し、大坂は優勝賞金300万ドル(約3億1800万円)を獲得した。

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